オリエントヘッドとユニゾンボディーの互換性について
たまに誤解している向きもありますので、ここで簡単にまとめてみました。なおヘッドジョイントの取り外しに関しては、自己責任でお願いします。オリエントのヘッドジョイントがねじ込まれている基部は、無理に力を入れると根元からクルクル回ってしまいますので、くれぐれも気をつけて作業をしてください。
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オリエントヘッドに付いているジョイントのネジ径は5mmです。 ユニゾンのボディーに付属しているヘッドジョイントのネジ径も、同じく5mmです。 ユニゾンのボディーを買うと、このユニゾンヘッド用のジョイントは付属していますので、改めて購入する必要はありません。 ただし、オリエントヘッドにねじ込まれているジョイント(通称:ギザ球)を外すのに、少々コツが必要です。 |
質問
手で回しただけで、ヘッドジョイントを外す事ができますか?
. ご注意 2007年以降に販売されたオリエントヘッドのジョイント(ギザ球)は、それ以前のモノと、取り付け方法が変わっている可能性があります。もしも、お手持ちのオリエントヘッドが2007年以降の製造の場合は、下に書いてある取り外し方法は使えません。大丈夫です、その場合はユニゾンに尋ねてみてください。また2003年以前のオリエントヘッドの場合もこの画像と違うジョイントを使っている場合があります。 |
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はい
の場合 . そのまま、ネジを回してジョイントを外してください。 |
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これが、ジョイントを外した状態です。 |
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ユニゾンのヘッドジョイントをねじ込みます。これで作業は終了です。 |
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いいえ
手では回りません。の場合 |
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道具を使って外します。お勧めはウォーターポンププライヤーですが、ギザ球を咥えることができる口金の幅がある道具ならば、何でも構いません。 画像左上にあるような華奢な工具では、難しいかもしれません。スイマセン、手元にこの工具しか無かったもので(汗)。 |
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まずは、基部にタオルや滑り止め用ゴムシートを巻きつけて、工具が滑らないように、また基部に傷がつかないように、保護をします。 この時には、工具で基部をしっかりと固定します。 |
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この画像はヤットコで回していますが、ヤットコでは力不足です(ごめんなさい)。 上下とも、しっかりした工具を用意する事をお勧めします。 基部が回らないように、工具でしっかりと押さえながら、もう1つの工具でギザ球を咥えて、力を入れながら、ゆっくりと回します。(抜歯している雰囲気です?) ヘッドに工具がぶつからない様に気をつけて作業してください。また1回で回せない場合は、何度か力を入れ直して作業してみてください。 |
クルクルヘッドの簡易修理法 クルクルヘッドとは、ヘッドの基部とヘッド内のウレタンが剥離してしまい、ヘッドジョイントを外す時や締める時に、不用意に基部がクルクル回ってしまう状態の事です。クルクルヘッドが酷くなると、頭を左右に振ったポーズを取って貰う時、ヘッド自体の重さで頭が回ってしまい、ポーズが取れなくなってしまいます。 我家もクルクルヘッドの状態になってしまいました。 加工が苦手な方にはお勧めできませんけど、ヘッドから出ている△三角形の基部の下=ヘッド内に隠れている部分に、リペアキットやKE45を塗って接着してしまいましょう。 ヘッドの縁を持ちながら引っ張ると、ジョイント基部の下が見えますので、その部分の一箇所に爪楊枝などでリペアキットやKE45を塗ります。塗る量は、最初は少量にした方が安心かもしれません。判る方は大量でもOKです。 塗った後に、基部を持ってクルクル回すと、ウレタンと基部の間にリペアキットやKE45が回り込みますので、ある程度回した後に、そのまま放置して接着剤を乾燥させれば、作業は終了です。 接着面が対ウレタンだけなので、あまり力を入れると、再びクルクルヘッド状態に逆戻りしますが、我家では今のところ使用に問題はありません。注意点を挙げるとすれば、表皮のシリコンに接着剤が付かないように気をつける事でしょうか!? なお、文章を読んで、判らんぞ???と感じる方にはお勧めできません(^^;。 |