さようなら!?雪だるま氏
春は出会いの季節であると同時に別れの季節でもある。出会うと言うのは、そもそも別れの始まりであると言われるように、出会いがあれば、同じ数だけの別れがあるのは人の世の常である。それは我家とて逃れる事は出来ない。
ユキィ〜(はぁ〜:溜息)
♪この冬が終わるころには、わたしは、きっと・・・♪ BGM「雪の精霊たち」(ぺぺろんP様)
〜回想〜 ユキユキユキ(話しておきたい事があるッス) どうしたの??? ユキユキユキユキッ(今冬最後の雪が降ったら帰らないといけないッス。悲しいけれど、そろそろお別れッス) どうしても帰らないといけないの?私はずっと居てもらいたいと思うわよ。4月になればサイト開設記念日があるし、一緒にお祝いしましょうよ♪ ユキッユキユキッユキ(居ればもっと別れが辛くなるッス。短い間だったスけど、楽しかったっス。ありがとうございましたッス) 辛いわね・・・。楽しかったわよ、こちらこそありがとう♪ ユキユキッユキユキ(先輩には内緒にして欲しいッス。) 本当に言わなくて好いの?後悔しないの? ユキッ・・・ユキユキユキ(別れが・・・辛くなるッス。先輩にはとても感謝してるッス。) また来るんでしょ? ユキッユキユキッ(寒くなったら、また来るッス) 〜回想終わり〜 |
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おわぁ、雪が降っているよ!?名残雪かなぁ。
雪だるま氏ぃ〜、何1人でぼんやりしてるんだよぉ〜、一緒に遊ぼうぜぇ〜!
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今日のおやつは大きい方を食べてよ。
ユキィ?ユキユキ(えぇ?好いんスか?ありがとうッス。)
へぇぇぇ、珍しいわねぇ(驚)。
雪でも降るんじゃないの?
いや・・もう降ってるし・・・(汗)。
はあああぁ(溜息)、やっぱり天気まで変に・・・・・・!?
ユキユキ・・・(なごりゆきッス・・・)
どうしたの2人とも?失敬だなぁ。よほど変な事をしたように見えたのかなぁ(困惑)。いつもの通りだよ。僕は先輩なんだからねぇ。後輩を労わるのは当然の事だよ。
その割にはいつもいつも騒ぎの元を作っているわよ、誰かさんは(笑)
ユキユキユキ(でもそれも楽しいッス)
ほらほらほら、雪だるま氏は判ってるなぁ。はははっ(笑)。やっぱりみんな笑顔で過ごすのが一番楽しいやっ。
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あっ、外が明るくなってきたね。雪が止みそうだよ。
あら、ホントね・・・!?
(先輩、ひろかさん、寒くなったら、また会いましょう。そして応援して下ったリンク先の往人さんやはっちゃん始め皆さん、ありがとうござましたッス。さよならッス)
(ユキちゃん、さようなら♪)
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おっ、雪が止んだね。そうそう、今日は何の日か知ってる?
・・・えっ?
あれっ?忘れてたの??今日はホワイトデーだよ。
バレンタインデーのお返しの日って思いがちだけど、日頃の感謝を伝える日だと思っているんだ(嬉)。いつもみんなにお世話になっているから、今日はみんなにプレゼントを用意していたんだよ。驚いたでしょ?
はいっ、これはひろかに!
あぁっ、ありがとう・・・。
どうしたの???泣くほど驚いたの?
バレンタインデーのお返しじゃないんだよ。日頃の感謝の意味を込めたプレゼントだよ。まぁ中身は大した事ないお菓子だけどね(苦笑)。これからもずっと一緒に過ごすし、来月からはお祝いがいろいろあるし、大きなプレゼントはその時にね(笑)
あれっ???雪だるま氏は???
何処に言っちゃったんだろう?
はははっ、あいつはしょうがないよなぁ。せっかくプレゼントを渡そうと思ってずっと隠していたのに、いざ渡す段階で居なくなるなんて、タイミングが悪いよなぁ(大笑)。トイレにでも行ったかなぁ(爆)。
あれっ???お嬢、今日は変だよ???
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・・・。
ユキちゃんならね・・・。帰ったわ・・・。
帰った・・・て(絶句)。
そんな・・・一言も聞いていないよ・・・。
言えば別れが辛くなるからって、短い間だけど、ありがとうって。
そんなのウソだよ!ウソだよ!嫌だよ!嫌だよ!酷いよ!何で黙って行っちゃうんだよ!!!まだ一緒にいろんな事をしたかったし、これからサイト開設や誕生日のお祝いを一緒にしようと思っていたし、もしも帰るにしても、ちゃんと別れの挨拶もお別れ会もしたかったのに・・・(泣)
ユキちゃんだって、辛かったのよ。言えば帰れなくなるのが判っていたし・・・(泣)。
酷いよ!酷いよ!あんまりだよ!!そんなの勝手だよぉ〜〜!!!
何でだよぉ〜!(>o<)
雪だるま氏ぃ〜!!!(T_T)え〜ん
私だって辛いのよ(>_<)。寒くなったら戻ってくるって言っていたわ。それまで待ちましょう。2人で待ちましょうよ、ネ♪
望むと望まざるとに関わらず、どんなに愛する人、大切な人とでも、何れは別れなければならない苦しみ悲しみがあります。日常のフトした瞬間に「そう言えば、あんな事をしていたなぁ、こんな事を言っていたなぁ」と急に想い出してしまい悲しくなってしまう。偶然に、全く同じ場面に遭遇し「あの時はこうだったなぁ」と想い出し、もっと違う接し方があったのではないだろうか?と後悔をしてしまう。過ぎ去った事だと頭では判っているはずなのに悲しみが押し寄せてくる。どうしようもない事だと判ってはいるものの涙が溢れてきてしまう。それは、それだけ愛情が、相手を大切にする気持ちが、強かった現われの裏返しです。春だけとは限りませんが、出会いと別れが交錯するのは人の世の常です。我家の雪だるま氏も一旦は故郷へ戻って、再び機会があれば当家に遊びに来るでしょう。その時まで、しばしのお別れと致します。
(2009年6月19日追記一部修正)