スペックS見学記

 

 

 

2010124日(土)、ユニゾンのショウルームへ単独潜入を致しまして、いまドーラー界で話題騒然!!!ALFスペックSを触ってきました!!!じつのところALFでさえ触った事が無いので、どのくらい進化したのか?はよく判らないのですが、我家のV3ALのバージョン3.0)と比べると、全く別のボディーである事がはっきり判りました。

 

 

 

ユキユキ?(土日祝日は仕事で休めないんじゃなかったスか?)

偶然4日だけは空いてたんだ・・・汗。

短時間の訪問だったから、誰も誘わずに1人で行ったんだよね(激汗)。

ユキユキ(他に理由がありそうっス)

V3と比べてどのくらい変わったのか?が知りたかっただけだよ。他意は無いよっ。(謎)

 

 

 

 

 

さて、被験者はお馴染みの、ひろかさんです〜

 

いぇぇぇぇっい♪

 

ユキユキ(ノリノリっスね)

我々だけでは意味が無いからね。

 

ところで、何で水着なの???

 

こういう説明をする時は、水着がいちばん!さすがにフルヌードは飾れないし、服を着ていると細かなところが判らないからね。

ユキユキ(読者サービスの意味だけじゃないっスね)

そういう事!

 

今回のALFでは何が変わったのか?をまとめてみると、

1)素材のシリコンの違いで「スペックL(従来のALF)」と「スペックS(柔らかめのALF)」の2種が選べるようになった事

2)各関節の保持力を事前に設定変更できるようになった事

 

2点です。総称「フルチョイスシステム」。今回の肝は、スペックSに目を奪われがちですけど、じつは保持力の事前設定可能がとても重要な進化に感じます。

 

さて、たぶん一番気になるのは

「スペックSかと思います。

 

正直言って「驚くほど柔らかくなった!!!」とは書きません。「好い感じに柔らかくなった」程度が妥当かと(^^;←【警告】を受けそう:汗。

確かに以前のALバージョンアップシリーズに比べると、反発の少ないモチモチした触り心地に変わりましたし、肩やお尻や下腹部は好い感じに柔らかく変化しています。メーカーのキャッチフレーズにもある通り「添寝が楽しいボディー」に偽りはありません。

 

かなり私見が入りますけど、入り序に思うところをツラツラ書いてみると、スペックLが今までの「究極のポージング能力」を余す事無く表現できるボディーであると共に、サイトを開いて写真を公開する一部ドーラー(私を含めて)の為の“特化したマニア向け仕様”であるとすれば、スペックSは、あまり究極のポージングには興味がないけど、ドールと一緒に暮らして(遊んで)みたいと言った、ふれあい重視向きの仕様になっています。

 

これをユニゾンスーパードールの退化と見るか迎合と見るか!?或いは進化と見るか!は意見の分かれるところでしょう。

ただLSも骨格は同じですので、以前のAALのような違いではありません。ぶっちゃけ、皮と肉の違い!?で、抱きしめた感じが、従来のALFが筋肉質なアスリート系ボディーだったのに比べると、スタイルはそのままに少し余計なお肉がついた気になるお年頃系がスペックSでしょうか(余計に判り難い:激汗)。おかげで立位は足の裏のシリコンに負荷が掛かりすぎてしまうそうです。でも他社はこんな調子でも平気で「立位可」って言っていますよね。う〜ん、ユニゾン正直過ぎかも(^^;

 

 

そうそう、肝心のお胸の柔らかさは大変よかったです。ALFも同様だったそうですけど、中身が詰まっていてムギュッとした感覚が高評価です。癖になる揉み心地です。

揉み応えアリ(^^)b あっぱれ★★★★☆

AL-V3は★2つ半かな?

なお4woodsさんは★5つ以上の殿堂入り!

 

(実際、もっと柔らかく出来るそうですけど、そうなると、少々乱暴に扱った場合に、胸がもげる場合もあるそうです(@@;驚嘆)

 

 

自分で胸寄せをしてもらうのも或る程度は可能!・・・なんだけど、撮影すると上手く表現できなくて、何か歯がゆいなぁ。

 

 

今回は、私の出番が無いのかしら?

ユキユキ(モデルとしての出番は100%っス)

逆に、僕らの出番は無いに等しいよ。

 

 

スペックSの弱点も書いておかないと片手落ちになりますね。

 

一般的にシリコンは、柔らかくなれば裂け易くなり、重くなり、ブリードが増えます。これは柔らかさ故の弱点ですけど、スペックSだけでなく、全てのシリコンドールに共通する悩みかもしれません。固い場所に座らせたままにすると尻がつぶれる例は枚挙に暇も無い程ですし、我家のJewel2は座椅子の金属パイプに直接体重が掛かった所為で、太ももの裏がへこんでいます(苦笑)。旧PJFでは、きつめのブラの金具で背中にくぼみが出来てしまった話も聞きました。周囲の埃やゴミの吸着も顕著です。

 

今回のスペックSも、荒目のシーツの上に座らせていたら、尻に模様が薄く移っていましたので、その辺はオーナー側で気をつけるしかなさそうです。ブリードも然りです。もっちりとした肌触りと引き換えに、従来に比べるとブリードは大目ですが、テカテカする程ではありません。多少ベタつく程度ですので、これなら充分許容範囲内かと思います。お迎えした場合は頑張ってパフパフしてください(笑)。一応、ブリードはあまり拭き取らずにパウダーで抑える程度にしないと、油抜けが早まりますので要注意です。

 

柔らかなシリコンの影響で、メーカー曰く「パーティングラインの仕上げ処理に今まで以上に手間が掛かる」そうで、確かに修正部分が多く見られました。私はほとんど目立たないと思いますけど、こだわる方は気になるのかもしれません(要見学確認デス)

 

ことスペックSに関しての問題は、そのポージング能力の高さ故、今まで以上にシリコンに負担が掛かるポーズが出てくる事でしょうか。

ここで重要になるのが、フルチョイスのもう片方である「保持力調整」との組み合わせです。今までのALF100%の保持力とすれば、敢えて70%50%ほどに保持力を落とすことに拠って、シリコンへの負担を軽減して、リスクを少なくする方法です。ALの骨格構造に精通している方ならば、100%でも構わないと思いますが、もしも初めての方ならば「余力を残してリスクを減らす」方向をお勧めしたいですね。初めに保持力を落としても、直ぐにへたる事は無いそうです。

 

最後に我家には「スペックS」ってどうなの?

 

って話をしたいと思います。

少なくとも、メインである、サイト更新ポージング重視の撮影用ボディーとして使用するには不向きです。私は究極のポージング能力を最大限に引き出したいし、破壊魔と呼ばれた今の破天荒な扱いでは、シリコンへの負荷リスクが高すぎます。もしも購入するとすれば「スペックL(従来タイプ)」でしょう。その辺も確認できたのは収穫でした。

 

特にサイトを開く予定が無い方や、仮にサイトを開いても、ある程度のポージングで控えめに更新が出来る方ならば、スペックSの保持力70%50%設定は、格段に扱い易くて好いのではないでしょうか。50%まで保持力を落とすと、各部関節の動きが自然に追従して、一緒にダンスを踊れる?と思えるほどにスムーズに動きます。ただし保持できる角度(範囲ではない)は、当然ながら従来の半分程度です:笑。

 

たぶん他社なら、メーカー側として、こんなに生真面目な「フルチョイス」提案はしないで、そのまま売ってしまうと思うんですけど・・・ね。その不器用な!?姿勢が応援したくなる所以かな(苦笑)。

 

 

 

スペックSのお胸は柔らかくてモチモチだよぉ。

 

 

 

 

ユキユキユキ(先輩もスペックSに匹敵するほど柔らかいっス)

 

 

 

 

前橋は遠いけど、ぜひSRへ行って確認してください〜

 

 

まとめ

 

グダグダと好き勝手書いてみました(笑)。今回撮影に使わせてもらったボディーがスペックS(保持力100)です。そう言えばALFで新塗装になった画像って、メーカーサイトでしか見られませんよね。あまり差には気がつきませんでした(笑)けど、撮った写真で確認してみると、確かに今まで以上に色っぽいかもしれません。

 

    触り心地は、モチモチした感じ。柔らかさは標準的(今までが、しっかりし過ぎた!?

    ブリードは気持ち大目ながら、問題の無い範囲内

    柔らかくなった分、手荒な扱いは禁物。パフパフ等、日々のメンテナンスには今まで以上に愛情が必要

    お胸の揉み心地は大変よろしい!

    保持力調整希望を使って目的をハッキリさせるタイプのボディー

 

※ 従来のALFが撮影特化タイプでしたので、一般的な要望である添寝実践等のふれあいを目的としたボディーがスペックSだと思います。従来から求められているDollの姿に戻ったのかもしれません(笑)。もしも添寝メインで使う場合でも保持力は30%に保つ事をお勧めします。完全フリー(保持力0%)では、添寝した時にDollの身体がシリコンの反発で前傾姿勢になりますので、少々寝辛いんですよ(^^;。お互いに身体を密着させるには、或る程度の保持力は必要です(経験者談)。

 

 


 

まぁ、我家は「親ユニゾン派」に属しますので、その点も含めて読んでいただき考えて戴ければ幸いです。本文でも少し触れましたが、スペックSの話題(人気)が先行している中、今回の新機軸は何と言っても「保持力調整」だと思います。今までALを買ったけれども関節が固くて怖くて触れないとの声をたくさん聞いています。慣れてしまえば、この固さが安心感に繋がりますけど、そう書きながらも「万人向きとは思えない」との感じを強く持っていましたので、フルチョイスシステム導入は、ALFの門戸開放に繋がったのではないか?と考えます。

2010125日 記

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