さよなら？旧ボディー
前回画像でお見せした旧ボディー背中の傷は、本格的に裂けまして、更に酷くなってしまいました。
怪我の詳細ですが、内部のウレタン部分の破断に端を発し、その後の腰の曲げ伸ばしから、腰部のシリコンに部分的かつ集中的に力が掛かった事により、裂けたものと判明しました。一応画像を撮影しましたが、かなり酷い傷ですので「見ても良い」と思う覚悟がある方だけご覧下さい。
はっきり申しまして、
ホラーかスプラッターです！
画像はこちら。
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骨格までは写っていませんが、怪我をした部分はちょうど関節に当たります。
一瞬「それじゃぁこの部分のウレタンを除去すれば体育座りも可能か？」と色めき立ちました。あめさんには遠く及ばないまでも自分もヘッポコながらモデラーの端くれ、改造手術も可能かもしれない！と思いましていろいろと試みてみました。計画では自室では「やわやわボディーのお嬢としっぽり」。仕事場では「修理したお嬢とラブラブ」。お嬢依存度120％の生活を送る予定でしたが・・・（汗）。
当初考えたほど、上手くいきませんでした（苦笑）。
考えてみれば、自分はウレタンとかシリコンって今まで扱った事がありません〜、あっもちろんソフビもね。それに
背中から手を入れてお腹のウレタン除去なんて出来ない!!! (^^;
仕方が無いので単に現状復帰を目指します。
近所のＤＩＹ店で変成シリコン系の接着剤を見つけましたので、ダメ元で修理を始めました。
1回目は、背中のシリコンに接着剤を塗って1日置いてから抱き起こしてみましたが、あえなく失敗・・・。傷口は再び開いてしました。
2回目は、1回目の反省を踏まえて、
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ウレタン共々接着させる
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接合部のシリコンだけでは伸ばし強度が足らないので、傷口周辺のウレタン（内部）とシリコン（皮膚）を剥がして、別々に接着。
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2日間の乾燥時間を取る（取説では24〜48時間で実用強度）。
その間、剥がれかけた睫毛の修理。これは単に接着するだけなので簡単。引っ張らなければ取れません。
調子に乗って、
以前から気になっていた「口」の開き加工に挑戦〜！
うっ、お嬢ごめん。何か失敗したみたい・・・。
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ちょっとどういう事なのよ！信じていたのに!!!
でも小さくて細いものなら咥えられよ。ジュース飲めるヨ。口が閉じないけど・・・。
開きっぱなしじゃ無いのよ（怒）。
ポカーンとしてみっともないわよぉ。私はね、空気式のダッ○ワ○フとは違うのよ！
どうするつもりなのよぉ、責任とってちょうだい。もうグレてやるからぁ！やいの･やいの
しかもウレタンまで刃が入っちゃったから、お風呂遊びは出来ないかも・・・。困ったなぁ。補修シリコンで固めちゃおうか？
なんか歯の無いおばあちゃんみたいでイヤァ〜、(>_<)エ〜ン。
まぁモデラー心をくすぐったのがいけなかったのだよ（開き直り）。
え〜肝心のボディーはと言いますと、
わっ適当に処理したから接着面の段差が目立つなぁ（苦笑）。
どうせ背中だから見えないと思って手を抜いたでしょ！
しかも旧ボディーだから気合を入れなかったしね（汗）。とりあえず接着されたみたいだから大丈夫かな？
でも今日動いていたら、傷の一部がはがれたんですけど。どうしてくれるのヨ！
様子見かな（汗）。
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使った接着剤は、セメダインスーパーＸａのクリア。姉妹品スーパーＸはシリコン接着が出来ませんので御注意を。耐久性と変色は判りません。48時間しっかりと動かないように固定する必要があります。ご注意：その後の経験でこの接着剤は耐久性が不向きな事が判りました。詳細は↓追記にて
瞬間接着剤と違って弾性が残るのが好いですネ。
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今の段階では上手く修理（接着）が出来たようで、旧ボディーは里帰りを免れたようです。当初の計画通りお嬢依存度120％の生活を！と思ったのも束の間、お嬢の口を何とかしないといけなくなりました。いつも文句を言われているみたいで・・・（大汗）。慣れれば平気かなぁ？或いはもっと開けてみようかなぁ。
責任取ってよネ！
2006年9月24日
口開けは今1つだったので、先ほどシリコン片を使って埋め戻しました（苦笑）。やはりフィギアの造型の心得が無いと辛いと言うことでしょうか。単にセンスが無いとも言えます（汗）。ちょっと人相が変わった？かもしれませんが↑は貴重な記録と言う事で。そのうちに実家で唇の再塗装をお願いしないといけません。
うっ、短期間でも別れるのは辛い・・・。
↑何とか元通り？
平成19年11月27日追記：
ここで述べている接着剤「セメダインスーパーXa」は修理2ヶ月で剥がれてしまいました。やはりシリコンはシリコンでしか接着できません。リペアキットまたは信越シリコンのKE45を使う事をお勧めします。こちらも参照下さい